ボリュームラッシュとフラットラッシュの比較まとめ
今、まつげエクステの技術のなかで人気が高いのは、ボリュームラッシュまたはフラットラッシュになります。どちらがサロンにはあっているのか?それぞれのメリット・デメリットを抑えてみましょう。
ボリュームラッシュとは
1本のまつげに2本以上の極細毛を広げて装着する
シンプルに言うとこれがボリュームラッシュです。さらに詳しく説明すると極細毛は0.03-0.07mmを複数本使用し、その極細のラッシュを扇状に広げた状態をキープしながら、1本のまつげにぐるり(通称ラッピング)と回して装着させる。1本1本のラッシュがまつげに接着し、さらにラッシュ同士がグルーによってつながるので接着強度が高い仕上がりになります。
メリット
- ラッシュ同士が繋がるので持続性が高い
- 複数本を装着するので隙間がなく密度が高い
- でも極細毛を使用するので軽い
- 今までのエクステにはないデザイン性が提供できる
デメリット
- 高度な技術が必要
- 施術の時間が長い
- 技術者の養成に時間がかかるので導入のハードルが高い
客単価が高く、濃く密度があるデザイン受けする海外のアイラッシュサロンで需要が高いのはうなずけます。日本でもまつげの本数が少ない方や、高いデザイン性を好む方など、技術が高度でも一定数の顧客が望めるので、身につけておきたい技術になります。
フラットラッシュとは
くぼみのある平たい特殊形状のラッシュをまつげ1本に装着する
丸いまつげに丸いラッシュを装着するから接着面が小さく取れやすいのであって、平たくしてまつげを受け止めるキャッチポケットを作ったら、持続性が上がる、と言う夢のようなラッシュがフラットラッシュです。
メリット
- くぼみがあることで持続性が高い
- 最大50%の軽減でまつげへの負担が少ない、装着感が軽い
- 細いまつげにもしっかりめのラッシュが装着できる
- シングルと同等の技術で対応可能・単価アップ
デメリット
- 毛先が分かれてはいるがボリュームラッシュほどのデザイン性はない
- 商材を一から買い直し、商材の良し悪しがある
ベーシックな技術で、持続性があがり、客単価も+1000円から2000円UPとなると、これからの導入はマストとも言えます。
まとめ
手軽さ、持続性と、なんだかフラットラッシュに軍配が上がりそうですが、完璧なアウトラインと層を合わせたボリュームラッシュは「ザ・アイラッシュ」と言う感じで美しいです。また、どちらかのみで全体を仕上げるのではなく、「隙間があるならボリュームラッシュで埋めよう」とか「アクセントラインでフラットを等間隔で差し込もう」とか両方を使いこなすこともおすすめです。
ラッシュヴォーグでは、フラットセーブルとボリュームセーブルは、同じ原糸を使い、カールがぴったりと合うように作られていますので、合わせてお使いの場合でしたらおすすめです。