くぼみがないフラットラッシュの理由

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フラットラッシュに限らず、仮毛(エクステンション)の良し悪しを考えてみると、パッと見てわかるものもは、色味、毛の硬さ(柔らかさ)、先端の処理、など。使ってみないとわからないものといえば、カールのキープ力、シートの素材・粘着具合などでしょうか。

フラットラッシュも上の条件とほぼ一緒ですが、他のラッシュにはない、「くぼみの形状」がその毛の良し悪しを決めるポイントに加わります。

くぼみってどう作られている?

フラットラッシュのくぼみは、どのように加工されているかご存知ですか?いくつか方法はありますが、ところてんを押し出すように凹凸のある型に原糸をおしだして、あの形状を作っています。

画像出典:https://8tabi.jp/news/7514/

くぼみと言っても、一種類ではなく様々な形があります。

1.上下均等にある
<ひょうたん型>

2.中央にかけて細くなる
<リボン型>

3.下が大きくえぐれる
<メガネ型>

くぼみによって影響することは

装着方法が変わります。

くぼみが上下にあれば装着が上下で対応が可能になりますし、メガネ型のような下に凹みがあれば、エクステは上に乗せずに下に装着をさせることになります。なので、現在使用しているフラットラッシュの構造はしっかりと把握しておく必要があります。写真のようなマイクロレンズを使わなくても確認できます。

くぼみに品質はあるの?

くぼみを押し出すという単純な作業工程ですが、そこにも品質への追求度合いが程度の差をうみます。下の写真はフラットセーブルの断面です。

上下の中央に綺麗にくぼみがあるのがわかるかと思います。

下の写真は他の工場で作られたものになります。形がいびつなも(写真上)、上下にくぼみがないもの(写真下)があります。ちなみに写真上のラッシュは、上下にあるものもあったりとランダムでした。

なぜ、このようなことが起こるのか?

それは、型自体の品質がひとつの原因となります。

綺麗な形状で押し出す良い型は、ある素材を使うことで綺麗に作られますが、デメリットとして型の破損が起こりやすい。丈夫で安価な型は、いびつで綺麗に出にくくなります。断面まで均一にしたいと品質を追求すればコストに響いてきますし、価格を重視すれば不揃いのものになる。相反するところではありますが、そこは工場の判断になります。

美しく、品質の良いものが安価に提供できない理由がよく分かります。

ラッシュヴォーグは、16年アイラッシュ業界に関わってきた目と経験値で、品質の良いものを遠まりせずご提供することが可能です。

価格と品質のバランスの良いフラットラッシュ・フラットセーブルを、ぜひ、一度お試しください。

フラットラッシュ品質のチェックポイント

1.くぼみの形状が揃っているかどうか

2.くぼみの形状を把握して、装着方法を見極める
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