フラットラッシュとは?構造からサロンの導入まで全てを解説
アイラッシュサロンで圧倒的に人気のフラットラッシュ。基本の構造から、サロン導入のメリットデメリットまで織り交ぜながら詳しく解説します。
フラットラッシュの形状とは
フラットラッシュは、今までのエクステと同様に1本のまつ毛に対し1本のエクステを装着させますが、大きく違うのがラッシュの形状になります。通常は下の写真のように左の丸いタイプになります。フラットラッシュは、上下の厚みを取り除きフラットな形状にした、写真右のものになります。
平たくなることで、太さは0.20mmの場合約0.07mmに、太さが0.15mmの場合は約0.06m程度の薄さになります。
また、エクステの中央には上下にくぼみがあり、そのくぼみにまつ毛が入り込むことで、まつ毛へのフィット感を高めます。ただし、メーカーによっては上下どちらかのみや、いびつな場合もあります。凹凸にばらつきが出るのは、工場の製造技術によるものになります。詳しくはこちらの記事から。
<形状によるメリット1>軽量化
薄くなることで、当然軽量化となります。
厚みが削がれたことで、太さ0.20mmの場合だと最大で50%の軽くなる(0.15mmの場合は40%減)ので、今まで自まつ毛の細さにより太いラッシュを支えきれなかったサロン顧客も、0.15mmや0.20mmなど太さの選択幅が大きく広がります。
太いものはどうしてもごわつきや重さを感じやすくなりますが、軽量化によって、装着感の軽さラッシュの柔らかさなど、お客様が日々感じやすい装着の違和感が軽減されます。
特に、フラットセーブルは通常のフラットラッシュよりもさらに10%程度軽くなっています。
<フラットセーブル0.15mm>
平均値:260本で0.01g / 1本あたり ≒ 0.0000384g
1回目 | − 272本 |
2回目 | − 265本 |
3回目 | − 255本 |
4回目 | − 247本 |
5回目 | − 259本 |
<通常フラットラッシュ0.15mm>
平均値:約240本で0.01g / 1本あたり ≒ 0.0000416g
1回目 | − 236本 |
2回目 | − 243本 |
3回目 | − 247本 |
4回目 | − 230本 |
5回目 | − 249本 |
<形状によるメリット2>持続性の向上
通常のものだと凹凸のない円と円が接するところ、フラットラッシュの場合は、平らであることで面と円との接着になる上に、中央にあるくぼみ(キャッチポケット)がまつ毛を捉えてくれるので、装着面積が2倍に増えます。結果として装着の持続性が高くなります。
サロンへの導入メリット
サロン導入のメリットは大きく2つあります。
一つ目は、エクステの基本の通常のラウンドタイプよりも、技術が楽になることです。理由は、先に述べたようにラッシュの中央に溝があるのでそこがガイドのような役割をしてくれ、まつ毛とラッシュが沿うので装着が正確に簡単になります。
二つ目のメリットとして、新メニューとして単価のアップが可能。技術が少しイージーになるとはいえ、それなりに商材のラインナップを増やす必要がありますし、持続性が上がる・軽量化などメリットも多いので、今までのエクステと一線を画すという意味でも、ここは単価をアップさせていただいた方がよろしいと思います。
導入時は全サイズじゃなくてもいい。
反対にデメリットとしては、商材を揃えなければいけない、という点でしょうか。カラーフラットは最近人気がありますので、カラーまで揃えるとなると結構なボリュームになります。そういう場合は1ケースに長さのバリーションがあるMIXタイプなどがおすすめです。
もっと気軽に始めるなら、下まつげのフラットラッシュがおすすめです(詳しい記事はこちら「フラットラッシュ初心者は下まつげから始めよう」)。下まつげなら、ラインナップとしても太さ0.15mmの1サイズ、せいぜい0.10mmも加えた2ケース止まりです。でも、取れやすい下まつげがこんなに持続性がいい!と手早く、素早くフラットラッシュの良さを実感してもらえると思います。逆にフラットラッシュをせっかく導入しているのに、下まつげをメニューに入れていないサロンさんもあるので、そこはもったいないので、ぜひマストメニューとしてお勧めします。
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